【滑舌改善テクニック4選②】~猫背はNG!呼吸しやすい姿勢をつくる~
はじめに
皆さんこんにちは!
トッポです。
今日のテーマは【滑舌】です!
【滑舌改善テクニック4選②】をお話ししたいと思います。
【滑舌改善テクニック4選①】はこちらから見れますので、ぜひご覧ください!
私は口唇口蓋裂をもって生まれました。
今まで、滑舌が原因で言葉がうまく伝わらなかったり、聞き返されることがあり悩んだことがあります。
伝えたいことがあるのに、「うまく発音できるか心配になって結局話せなかった…」なんてこともありました。
私はそのような状況の時に、「うまく発音できないのって何が原因なんだろう…」と考えていました。
今日は、私が滑舌を良くしたいと思い、取り組んでみたことの中から、「猫背はNG!呼吸しやすい姿勢をつくる」ことが大切、というお話をしたいと思います。
※あくまで個人的なお話しとなりますが、悩んでいる方にとって少しでも参考になれば幸いです。
【目次】
猫背はNG!呼吸しやすい姿勢をつくる。
私が滑舌を良くするために意識していることは、「猫背を正して、呼吸しやすい姿勢をつくる。」ということです。
普段、皆さんはどんな姿勢で会話をしていますか?
「発音しにくいな」とか、「相手に聞き返されることが多いな」と悩んでいる方は、まず「猫背ぎみになっていないか」ということと、「呼吸がしやすい姿勢で話せているか」という2つを意識してみてください!
猫背の状態とは、背骨が丸くなってしまうということです。そうなると、呼吸が浅くなることが考えられます。「呼吸が浅くなり、呼吸がしにくい状態になると、いざ言葉を話そうとしても思うように話せない」といったことが起こってしまいます。
猫背を正して、呼吸しやすい姿勢をつくることによって、「体にしっかりと空気を取り入れて、口や鼻からしっかり空気をはく」ことがしやすくなります。
すると、言葉を話したときに、「呼吸が浅くて言葉が話しにくい」という状態を解消できると思います。
私の場合、言葉を話しても聞き取ってもらえない時は、「姿勢が悪い、あるいは呼吸がスムーズにできていない」ことが多かったと感じています。
次に、「猫背を解消し、呼吸しやすい姿勢」をつくるために、具体的にどんなことをすればよいのかをお話します!
トッポ流 ~呼吸がしやすい姿勢は「胸を張る」を意識~
私が、「呼吸がしやすい姿勢」をつくるために意識したポイントは「胸を張る」ことです。
具体的な方法を、下のイラストに①から④でまとめてみました。
イラストの下には、①から④の説明をしています。
【トッポ流~呼吸がしやすい姿勢をつくる4ステップ~】
- はじめに腰に両手をあてて、胸を張る。
- 次に片手をおなかに当てて、ゆっくりと呼吸をする。
- その状態で何回かゆっくりと呼吸を繰り返す。
- スムーズに呼吸ができる位置を探す。
次に、上から順番に、説明をしていきたいと思います!
1.はじめに腰に両手を当てて、胸を張る。
腰に両手を当てて胸を張ることによって、猫背が解消されると思います。
ここで注意してほしいことは、「肩が前に出ないようにしっかりと胸を張ること」です!
2.次に片手をおなかに当てて、ゆっくりと呼吸をする。
胸を張って猫背が解消できたら、次に片手をおなかに当ててください。
少し、胸の張りがおさまると思いますが、それで大丈夫です!
猫背にならないように注意しましょう!
そして、ゆっくりと呼吸してみてください。呼吸することによって、おなかが動くことが感じられると思います!呼吸方法は「腹式呼吸」をしてみてください!
「腹式呼吸ってなに?」と思った方もいると思います。
呼吸法について簡単に説明します。
調べたところによると、呼吸の仕方は、「胸式呼吸」と「腹式呼吸」2種類が一般的な呼吸方法らしく、
日本語は「胸式呼吸」、英語は「腹式呼吸」が一般的らしいです。
「胸式呼吸」は息を吸ったときに胸が膨らみ、息を吐くと胸がへこみます。そのような動きが胸式呼吸といわれます。
一方で、「腹式呼吸」とは鼻からゆっくり息を吸います。このとき、おなかが膨らみます。そして、口からゆっくり息を吐きだすことによって、おなかがへこむという動きが、腹式呼吸の特徴です。
3.その状態で何回かゆっくりと呼吸を繰り返す。
次に、先ほどの方法で何回か、ゆっくりと呼吸を繰り返してみてください!
リラックスした状態でやってみてくださいね。
また、ここでも「胸を張る」ということは意識してみてください。
4.スムーズに呼吸ができる位置を探す。
最後に、先ほどの呼吸を何度か続けながら、自身がスムーズに呼吸できる姿勢や位置を探してみてください。
”無駄な力”が入らずに呼吸できる姿勢を探せるのではないでしょうか?
私は、この姿勢で話すことによって、発音しやすくなると感じました。
思い出してみると、アニメ「鬼滅の刃」では、「全集中の呼吸」というインパクト強めな言葉が使われていました。
調べてみたところ、ここでいう呼吸とは、鬼を倒すために編み出された呼吸術のことらしいです。また、肺を大きくして大量に空気を取り込むことによって人並外れたパワーを使えるようになるとのこと。彼らは呼吸を鍛えて、自らをコントロールしているんですね!
私たちも、緊張した場面では呼吸がみだれることがありますよね。
そうなると、うまく話せない時があると思います。日ごろから、「呼吸をコントロールする」という意識を持つことも大事だなと感じました。呼吸法によって呼吸をコントロールできれば、緊張に対しても柔軟に対処できるのではないでしょうか!
おわりに
今日は、滑舌改善テクニック4選②ということで、「呼吸」や「姿勢」に注目してお話をしました。
私は、無駄な力が入らずに呼吸できる姿勢をつくることで、滑舌に良い影響がありました。その方法について4つの手順を紹介しました!
私は現在も、呼吸しやすい姿勢で話すことを意識しています。
また、高校生の時に「腹式呼吸」という呼吸法を初めて知ったことが、滑舌改善に役立ったと感じています。ぜひ調べてみてください!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
滑舌を改善したいという悩みをお持ちの方の役に立つことができれば、とてもうれしく思います。
この記事を読んでご質問等がありましたら、お気軽にご連絡ください!
Twitterもやっておりますので、そちらから連絡していただいても大丈夫です!
それでは最後に、
「口唇口蓋裂に負けない!」
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
【トッポ・口唇口蓋裂の手術歴について】私の手術歴についてお話します。
はじめに
皆さんこんにちは!
トッポです!
ご覧いただきありがとうございます。
今日のテーマは、【私の口唇口蓋裂の手術歴】についてです。
今までどんな手術をしてきたのか、ザックリとではありますが、お話していきたいと思います。
【目次】
それではお話していきたいと思います!
トッポの過去の手術歴
<私の診断名>
左側口唇口蓋裂
<手術過程>
0歳→左側口唇口蓋裂が分かる。
0歳4か月→口唇の形成手術(1回目)を行う。
1歳8か月→口蓋の形成手術(2回目)を行う。
6歳→口唇鼻の形成手術(3回目)を行う。
9歳→顎裂部の腸骨移植手術(4回目)を行う。
19歳→上下顎骨切り手術(5回目)を行う。
22歳現在→顎の骨切り手術の時のプレートを取る手術を予定。
以上が私の治療歴です。
診断名は左側口唇口蓋裂ということで、
私の左側の鼻下には、手術跡があります。
こんな感じです↓
(イラスト)
かなりザックリではありますが、イラストを描いてみました!
白くなっている部分が手術跡になります。
鏡正面から見ると、右側にありますが、イメージはこんな感じです。
私は、「この手術跡が残っているのが嫌なんだよなー」って思う時期もありました。
しかし、今はそんなに気にならなくなったというのが事実です。
状況を受け入れるまでには時間がかかりましたが、今は向き合いながら生活しています。
手術跡に関するお話については、ほかの記事でお話していこうと思います!
手術を振り返ってみた
私は今までに、5回の手術を経験しています。
それぞれの手術について振り返っていきたいと思います。
生後まもなくの手術
0歳→左側口唇口蓋裂が分かる。
0歳4か月→口唇の形成手術(1回目)を行う。
1歳8か月→口蓋の形成手術(2回目)を行う。
生まれてからまもなく、合計2回の手術がありました。
この2回の手術について両親からお話を聞いたところ、
「生後すぐに手術があったから、とにかく心配だったよ」
「でも、元気に成長していたから安心したよ!」
と話していました。
ここまで育ててくれた両親には、本当に感謝です。
【6歳】3回目の手術
6歳→口唇鼻の形成手術(3回目)を行う。
そして、期間が空いて、6歳に3回目の手術をしました。
この時の入院期間中の思い出が、今も記憶に残っています。
当時6歳の私は、5人部屋で入院していました。
この時に、一緒に入院していたおじいちゃんが、私のことを気にかけて話しかけてくれたり、クマのぬいぐるみをプレゼントしてくれたりしました。食事の時も私の面倒を見てくれて、入院中だったけど、楽しかったのを覚えています。
入院中は、おじいちゃんも大変な状況のはずなのに、私のことを気にかけてくれる気持ちが、本当にうれしかったことを今でも覚えています。
「思いやりの心を持つことの大切さ」をこの時に強く実感しました。
【9歳】4回目の手術
9歳→顎裂部の腸骨移植手術(4回目)を行う。
9歳では、4回目の手術をしました。
私は当時、「腸骨移植手術」をやると聞いて
「え、何やるの?」
正直そんな気持ちで、状況をのみ込めないまま入院していました。
この手術は、ザックリ説明すると「腰の腸骨という骨の一部を削って、その一部を口の部分に移植するという手術」でした。
ちなみに、「腸骨ってどこの骨?」
そのように思った方もいるのではないでしょうか?。
下の写真では、腸骨の位置がイメージできるような画像を載せております。
上の画像を見ると、腸骨は赤枠の部分であることが分かりますね!
この骨の一部を、骨移植するという意味の手術であるといえます。
現在も、私の正面、右の腰付近には5センチほどの目立たない手術跡があります。
手術当時は手術跡が気になりましたが、あまり目立たないところにあるということもあり、時間が過ぎると全く気にならなくなりました。
当時、私は親から、
「手術後は腰の骨を削った部分が少し痛むから、歩くときに痛みがあるんだって」
「でも痛みは日がたてば消えていくし、リハビリすればいつも通り歩けるようになるよ!」
そんな風に説明された覚えがあります。
当時の私は、「手術後に痛みがあるってめっちゃ怖いじゃん!」
そのように思っていて、手術をするのが怖かったです。
「どんな痛みがどのくらいあるんだろう…」
未知の痛みへの怖さがありました。 やっぱり、痛いのは嫌ですよね…
おかげさまで、手術は無事に成功しました。
手術後は、腰付近を動かしたときに「ジンジン」みたいな痛みはありました。
そのため、身体を動かすことがつらかったこともありました。
しかし、少し思っていた痛みと違うような感覚はありました。
私は手術をやる前は、「激痛」を想像していたのですが、思ったよりも激痛というわけではなかったため、少し安心しました。
でも、この年頃はじっとしていることが苦手だったので、動きたくても動けないもどかしさがあり、「早く退院できないかなー…」
そんな風に思いながら入院生活を送っていたことを覚えています。
何とか、この手術を周囲の協力もあって乗り切ることができました。本当に感謝でした。
この手術は私の中で、今でも一番記憶に残っています。
より詳しいことは、ほかの記事でまたお話したいと思います!
【19歳】5回目の手術
19歳→上下顎骨切り手術(5回目)を行う。
そして、だいぶ期間が空いて19歳に、5回目の手術がありました。
手術を受ける前の私は、「下あごが左側に大きくズレていて、上下の歯のかみ合わせがまったくかみ合っていない状態」でした。
そのため、「あごのずれとかみ合わせを治したい」と感じていました。
また、上あごの「口蓋」というところに、小さい穴が開いていて、その穴が鼻とつながっていました。
そのため、空気が鼻に漏れてしまって言葉がうまく話せないという状況がありました。
私は、「上あごの小さな穴をふさいで空気が漏れるのを治したい」と強く感じていました。
①顎のずれ
②かみ合わせ
③上あごの小さな穴をふさぐ
この3点を治す手術をしたのが、19歳の時にやった手術でした。
手術の内容をザックリ説明すると、 「上下のあごの一部の骨を切り、正しい位置に修正する。同時に、上あごの口蓋に空いている穴を防ぎ、空気の漏れをなくすという手術」でした。
私の担当をしていただいている先生からは、「過去に行ってきた手術の中でも、一番大きな手術」というように説明を受けていました。そのため、ある程度の覚悟をもって挑んだ手術でした。
私は、「今回は少し怖いな」
そう思いながらも、 「麻酔して寝ていれば終わるんだ!」というシンプルな気持ちで手術に挑みました。そのため、あまり恐怖は感じませんでした。
なぜあまり怖くなかったかというと、やはり9歳の時にやった手術の時に、 「手術は寝ていれば終わる」 ということを親から聞き、身をもってそれを感じたからだと思います。
私は、「本当に寝ていれば終わったから、今回も大丈夫だ」
そのように思えたので、強い心配があまりなかったのだと感じています。
やはり、前回の手術の記憶が残っていると、手術に対して予測がつくので少し安心できると思います。
無事、手術は終わりました。
特にトラブルもなく手術を終えられたことに、本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。 19歳の時の手術の、詳しいお話についてはまた後日しようと思います!
【22歳現在】
現在、私の上下のあごには小さいプレートが埋まっています。それを取り除く手術を、今後予定しています!
でも、その手術は5日くらいで終わる予定らしいので、そんなにきつい手術ではないということを聞いています。
「ちょっと、ほっとしています…」
以上が、ザックリですが、私の手術歴についてのお話でした
「口唇口蓋裂」は、成長とともに手術をしていくため、「楽しい学校生活を送っていた途中で、入院をしなければいけないのはつらかったな」
そのように感じた時もあります。
また、一か月後に退院して学校に戻ると、友達と何を話していいのか分からず、気まずかった時もありました…
つらいこともあったけれど、私は過去の手術を通して、両親や周囲の人が、自分のために、ほんとに親身になって協力してくれていることを感じる場面がとてもありました。
そのため、これからは、関わっている人達に感謝の気持ちを忘れずに、人への思いやりを大切にして生活していきたいと感じています。
この記事を読んでいただいている方の中にも、今後手術を控えているという方がいるかと思います。
不安や心配な気持ちも大きいと思います。
どうか、一緒に乗り越えていけたらいいなと思います。
微力ながら、応援しております。がんばっていきましょう。
おわりに
今回のお話は、「私の手術歴」というお話でした。
口唇口蓋裂をもっている方は、手術を通していろんな経験をしているかと思います。
私自身、口唇口蓋裂をもって生きていると、手術跡を消したいけど消えないという絶望感や、なぜ人よりも多く入院して、手術を繰り返さなければいけないんだ。そのように考えるときもあったりします。
しかし、それと同時に、病気を抱えている方や、入院している方がどんな気持ちを抱えているのか想像できたり、人の気持ちを考えることが大事だと思うようになりました。
振り返ると、気持ちの部分で学んだことも多かったと感じています。
ご質問やご相談などありましたら、いつでも受け付けております!
また、こんなことを書いてほしい、調べてほしいといったことがあれば教えていただけるとうれしいです!
お気軽にご連絡していただけると嬉しいです!
それでは最後に、
「口唇口蓋裂に負けない!」
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
【滑舌改善テクニック4選①】”常温の水”がおすすめ!
はじめに
皆さんこんにちは!
トッポです。
今日のテーマは【滑舌】です。
私が滑舌の改善に取り組んだ結果、効果があった方法を体験談も含めて紹介しています。
こんな悩みについて書きました!
- 自分の滑舌の悪さが気になって仕方がない…
- 大勢の人の前で話すと、突然に滑舌が悪くなる。
- 初対面の人と話すときに滑舌が悪くなる…
【目次】
- はじめに
- こんな悩みについて書きました!
- 滑舌改善テクニック4選
- 水分不足に気を付けながら、“常温の水”を飲む。
- 水分不足と滑舌悪化の関係について
- ”常温”の水が良い理由
- 【私の体験談】常温の水を飲んで挑んだプレゼン
- おすすめの水
- 今日のまとめ
- 【参考資料】
口唇口蓋裂をお持ちの人の中には、 「自分の滑舌の悪さをどうにかしたい…」、「大勢の人の前で話すと、突然に滑舌が悪くなる…」、「すごい緊張してるんだけど、今日はうまく話せるかな...」
このような悩みを抱えている方がいらっしゃるのではないでしょうか?
私は、高校生の時にある出来事があり、「もっと滑舌が良ければ、ストレスなく生活できるのに…」と強く思うようになりました。
「どうすれば滑舌が良くなるのか。。」
ずっと、悩みながら解決方法を探していました。
その結果、以下の4つの方法が、滑舌の改善に効果がありました。
※あくまで私の体験談になりますが、悩みを抱えている方に少しでもお役に立てれば幸いです。
滑舌改善テクニック4選
-
水分不足に気を付けながら、“常温の水”を飲む。👈今日はココの話!!
-
猫背はNG!呼吸しやすい姿勢をつくる。
-
舌の筋トレで滑舌改善!
-
母音法トレーニングで発音の土台をつくろう!
私は、1から4を意識したことで、滑舌の調子を上げることができました。
今日は、【①水分不足に気を付けながら、“常温の水”を飲む。】についてお話ししていきたいと思います。
水分不足に気を付けながら、“常温の水”を飲む。
まず、私が滑舌を改善するために気を付けたことは「水分不足」にならないことでした。また、滑舌の調子をよくする飲み物は“常温”の水。これが一番良いと私は感じています。
特に重要なポイントは、「常温」です!
次に、詳しい説明をしたいと思います。
水分不足と滑舌悪化の関係について
はじめに、「なぜ水分不足だと、滑舌の調子が悪くなるのか」ということについて、その仕組みを説明したいと思います。
「アルピナ ピュアウォーター研究所」のホームページの内容が分かりやすかったので、下にまとめてみました。
「なぜ水分不足だと、滑舌の調子が悪くなる??」
その1.慢性的な水分不足の状態によって、口腔内が乾燥する。
その2.唾液をつくるための水分が減少する。
その3.舌の動きのなめらかさが失われてしまう。
その4.結果、滑舌が悪くなってしまう。
以上の4ステップによって、水分不足だと滑舌が悪くなってしまいます。
はじめに、水分不足の状態だと口の中が乾燥してしまいます。すると、唾液が出にくくなってしまいます。
そうなると、舌の動きが悪くなってしまうので、滑舌も悪くなってしまうんですね。
私は、あまり水や飲み物を飲まない習慣がついていました。一日に500ミリリットルのペットボトル分の水分補給もしない、なんていう日もありました…
この状態だと、滑舌を改善させたいと思っていても水分不足で、うまく話せないというわけですね…
”常温”の水が良い理由
次に、「なぜ”常温”の水のほうが良いのか」について説明します。
「COCO滑舌、話し方スクール」の、サイト記事の内容が分かりやすかったので、紹介したいと思います。
常温の水以外の飲み物は、以下のような特徴があります。
- あったかい緑茶
→のどのケアには有効だが、発音には不向き。
- 甘い飲み物
→口の中がネバネバしてしまう原因になる。
- ウーロン茶や濃い緑茶
→のどの油分を奪ってしまい、発音しにくくなる。
→緑茶は抗酸化作用があり、のどのケアや風邪予防には良い。
- 冷たい飲み物
→のどの筋肉を冷やして硬くしてしまう。
以上が、常温の水以外の飲み物の特徴です。
一方で、常温の水の特徴についても調べてみました。
- 常温の水
→くちの中のネバネバ感をなくし、のどを潤わせることにも効果が良い。
このようなことから、「それぞれの飲み物が、口に与える影響って違うんだな~」、「常温の水がいいんだな~」と理解できるのではないでしょうか?
常温の水のほうがお口にとって、メリットが大きいですね!
「たしかに、常温の水以外の飲み物を飲んだ時は、滑舌が悪かったかも…」
そう思った方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?
私は過去に、とても冷えている緑茶を飲んだ後に、人前で発表したときがあります。
また、甘いジュースを飲んだ後に、人と会話したときがありました。
「あれ、なんか今日は滑舌が悪いなぁ」
そう感じたときがありました。
また、私の場合は、コーヒーやアルコール類を飲んだ後は滑舌が悪くなります(汗)
口の中の水分が一気になくなってしまい、舌が動きにくくなってしまうんですよね…
一方で、私は常温の水を試してみたところ、口がさっぱりした感じになりました。滑舌もよかったんです!!
【私の体験談】常温の水を飲んで挑んだプレゼン
ここで、常温の水が滑舌に良かったという私の体験談をお話したいと思います。
私は、大学のとある授業で、200人くらいの前で20分間、プレゼンテーション(発表)する機会がありました。
「めっちゃ緊張するやん⤵」
「滑舌わるくて笑われたりしないかな。。。。」
そう思いながら、プレゼンすることにネガティブな感情を抱いていました。
しかし、発表の1週間前に、あるテレビ番組で「常温の水は、口の渇きをおさえてくれます。」と話していたのが私の耳に入ります。
私は、 「もしかすると滑舌の改善に効果があるかも!」と思い、プレゼンで試してみようと決心。
ついに発表当日。
私は500ミリリットルの水を2本、発表の6時間前に、自販機で購入。それをバックにしまって常温にして準備OK 。
プレゼンが始まるまで、その水をこまめに飲んで水分補給をします。
そして6時間後。。。とうとう発表の出番がやってきました。
「あぁ、緊張するわー(汗)」
心はとても緊張していました。しかし、口の中は快適で、ネバネバや不快感は全くない状態でした。
そして第一声を言います。
「これから発表を始めます。どうぞ、よろしくお願いいたします。」
この時、以前なら「どうぞ、よろしくお願いいたします。」が話しにくいのですが、今日はスラスラ話すことができました。
「めっちゃ話しやすい!今日は滑舌の調子ええやん!!!」
まさに「常温の水」作戦の手ごたえアリでした。リラックスして話せたため、アドリブの解説もポンポンでてきて絶好調!
その後も、20分間スラスラと話すことができました。そして発表は無事に終了。
私は、そのプレゼン以降、初対面の人と話すときや、発表するときには、なるべく「常温の水」を飲むようにしています。
ほかにも「常温の水作戦」を決行していますが、かなり高確率で滑舌の調子は良いです!
おすすめの水
最後に、ちなみにどんなメーカーの水を飲んでいたのかというと
「サントリー天然水」です。
いろんな水を試してみたのですが、サントリー天然水のほうが、うまく話せた時が多かったです(笑)
なぜかは分らなかったので、今後調べようと思います!
サントリー天然水はコンビニや自販機でも売っているのでぜひお試しください!
広大な山のパッケージが印象的ですね!
あの山、どこの山か気になってググってみたところ、長野県伊那市長谷杉島にある、「南アルプス国立公園」という山岳地の山だとか。
「なるほどね!」
今日のまとめ
【滑舌改善テクニック4選①】のポイントをまとめます。
ポイントは、水分不足に気を付けながら、「常温の水」をこまめに飲む。ということでした!
今日の内容が、口唇口蓋裂の方で「滑舌に悩んでいる」という方にお役に立てればうれしいです。
滑舌改善テクニック②から④に関しましては、今後書き終えましたら、ご連絡させていただきます。少々お待ちください!
もし、「試してみたら滑舌が改善した!」、「逆に滑舌が悪化してしまった!」、「私はこんなことをして滑舌改善しました!」、「こんなことを知りたい!」などのコメントがあればぜひ教えてください!
それでは最後に、
「口唇口蓋裂に負けない!」
最後までブログをご覧いただき、どうもありがとうございました!!
【参考資料】
※①アルピナピュアウォーター研究所
「滑舌が悪い原因は水分不足にあり?」,https://www.alpina-water.co.jp/blog/water-health/8688.html
※②COCO滑舌、話し方スクール
「声を出すときのドリンクは?」
【トッポのプロフィール】初めまして!!
【トッポのプロフィール】
<ニックネーム>:トッポ
<性別>:男性
<出身>:東京
<性格>:面白い、変わってる、時には真面目って言われることが多いです(笑)
<職歴>:大学生(現在大学4年生)
<趣味>:ジムでの運動・筋トレ・ランニング・バッティングセンター巡り・アパレルショップ巡り・YouTubeを見ること・プロ野球の視聴・テレビドラマを見る・読書
<好きな食べ物>:いきなりステーキ・焼き肉・ファミマのスモーク香る国産鶏サラダチキン・唐揚げ弁当・マグロ・鮭・納豆・メロンパン・オレンジジュース
<音楽>:ミスチル・SMAP・NiziU・GReeeeN・倉木麻衣・家入レオ
<目標>:動画編集ソフトの使い方を覚えて、YouTubeを始めてみたい。ドラゴンボールの孫悟空みたいに鍛える。セールスライターに挑戦する。
<ブログの目的>:口唇口蓋裂のことで悩んだ私の経験談や取り組みについて書いています。同じ悩みを抱えていらっしゃる方に少しでも力になれればという思いでブログを書いています。
はじめに
ご覧いただきありがとうございます!
トッポです!
今日は、私の体験談もふくめて、ブログを書き始めた理由について話していこうと思います。
【目次】
自分の顔の違和感を気になりだした時期
私は、生後から口唇口蓋裂をもって生まれました。
幼稚園、小学校、中学校の時は、口唇口蓋裂による言葉の話しにくさ、口元あたりの傷跡についてそんなに深く悩むことはありませんでした。
しかし私は、高校1年生の時にあることがきっかけで、口唇口蓋裂による顔の見た目や滑舌について、強く意識するようになりました。
高校1年生の時に、自宅の鏡でふと自分の顔を見たときに、今まで感じたことがない違和感が、自分の中にありました。
「自分の顔の形、ほかの人と変わってない?…」
「自分の横顔とあごの形、すごいおかしいやん…」
今まで自分の顔のことは、あまり気にしたことがなかったのですが、なぜかその時は強く違和感を持ちました。
思春期ということもあったためか、一度、顔について気になりだすと、もう止まりませんでした。
高校の時は、私はどちらかというといじられキャラだったこともあり、顔の見た目についていじられてもおもしろ半分で笑いに変えていました。
しかし、あの時、鏡を見て自分の顔に違和感を感じるようになった時から、そのいじりも少しずつ、気になりだすようになりました。
滑舌で悩んだ時期
口唇口蓋裂を一番強く意識するようになった出来事があります。
それは、高校3年生になりたてのころでした。
私は、図書委員会に高校1年生の時から所属していて、3年生では委員長になりました。
私の高校では、委員長になった人は、全校生徒約1,000人の前で、委員長としてどんなことを行っていくのかなどの方針について発表しなければいけませんでした。
「委員長になるのはうれしいけど、発表あるのかよ...(汗)」
「みんなに顔見られるじゃん…」
そんな風に思いながらも、 「文章を読めばいいだけ」と割り切っていざ当日。
私の出番になり言葉を話します。
「この度、図書委員会に立候補いたしました…」
考えてきた発表原稿を読んでいるのですが、
「あれ、まてよ、言葉が全然うまく発音できない..」
「なんか口が全然、動かないんだけど…」
一生懸命話しているのですが、口が全く動きませんでした。
なんとか自分の発表を終えたのですが、クラスメイトの人から、「全然何言っているかわからなかったよ!(笑)」と言われました。
私は、「うるせーわ!(笑)」
そんな感じで言い返しましたが、本当は心がえぐられてました...
その人にむかつくというよりは、うまく言葉が話せないという自分にいらだちがあり、絶望してしまいました。
この時に初めて、人前で話すことにトラウマを覚えるようになりました。
それからというもの、「自分の言葉が伝わらないんじゃないか。。」、「自分が話すと周りから笑われるのではないか」という思うようになりました。
そして、徐々に、自分から話しかけることをほとんどしなくなります。
私は高校生の時は、電車で学校まで通っていました。
今までは何の問題なく電車で通勤できていたのですが、発表の出来事があって以来、
「電車に乗っている人が、自分の顔をみて、嫌悪感を抱いているんじゃないか」
と考えてしまうようにもなりました。
一回自分の見た目について考えだすと、「いきなり不安な気持ちになり、被害妄想がどんどん膨れ上がってきてしまう。」
そんな感情を繰り返していました。
この時期が、本当に精神的につらかったです。
気持ちを変えてくれた手術
精神状態が最悪だった私ですが、気持ちが一気に晴れた出来事がありました。
それが、「手術」でした。
私は大学2年生の時に、「上下顎の骨切り術」という手術を行いました。
この手術を行う前は、「自分の顎の位置をはやく整えてふつうになりたい」、「空気が鼻に抜けるのをなんとかしたい」
この2つの悩みを、早く取り除きたいと考えていました。
先生と家族、周りの人のサポートのおかげで、手術を無事に終えることができました。
また、手術後、自分の口のかみ合わせや顎の位置が整っていることに、とても感動したことを覚えています。
鼻に空気が抜けることもなくなっていて、「手術をすればこんなに話しやすくなるんだ」
そんな気持ちになりました。
「お医者さんは本当にすごい職業だ。」
そのように強く思いました。
この時に私は、「将来は、人の気持ちをポジティブに変えることができる仕事をしたい」と思うようになります。
自分の滑舌・見た目の悩みを解決していこうと思った大学時代
大学2年生に手術を行ってからは、おかげさまで以前よりも話しやすいと感じました。
一方で、メンタルの部分や体調、環境の変化によって話しにくさや滑舌の調子の悪さを多少感じるときもありました。
私は高校生の時から、「どんなことをすれば滑舌の調子が上がるのか」、「自分の顔や心に自信を持つためには、どんなことができるのか」
この2つについて自分なりに改善策を考えては、実験を繰り返しました。
実験を続けていくと、「この改善策は役に立ちそう!」と思うことが多々ありました。
現在、私は大学4年生です。
私は、ブログを通じて効果があった改善策を伝えることによって、「同じ悩みを持つ人にとってお役に立てることもあるのではないか」と思いました。
そこで、ブログをはじめてみることにしました。
これからも私が実験してみて、良いなと感じたことについてブログを更新していこうと思っています。
おわりに
私が協力できることがあれば力になりたいと思いますので、
お悩みやご質問等がありましたら、いつでもお気軽にご連絡ください!
今後も私の経験談や口唇口蓋裂に関わるお話について書いていこうと思います。
どうぞよろしくお願いします。
それでは最後に
「口唇口蓋裂に負けない!!」
最後までご覧いただきありがとうございました!