【滑舌改善テクニック4選③】舌の筋トレで滑舌改善!
はじめに
皆さんこんにちは!
トッポです!
今日のテーマは【滑舌】です。
私が滑舌の改善のために取り組んだ「舌の筋トレ」を紹介したいと思います!
個人的な取り組み内容になりますが、誰かの役に立つ内容になれば幸いです😌
滑舌改善テクニック①・②についての詳細は、下の記事をクリック→【目次】をクリックするととべます。ぜひ読んでみてください!
【目次】
私は口唇口蓋裂をもっていて、「滑舌の悪さ・発音のしにくさ」に悩まされてきました。相手にうまく聞き取ってもらえなくて困ったことも何度かあります。。。
私自身、特に、「さ行・た行・ざ行・だ行・な行・ら行」の発音が苦手でした。そのため高校生の時は、発音しにくい言葉があると、うまく聞き取ってもらえるか不安になりながら話をしていたことがありました。
はじめに、滑舌にまつわる私の経験談を簡単にお話したいと思います!
ちょっと恥ずかしかった経験談
高校生の時のお話をしようと思います。
当時、昼休みの時間に、私はクラスの友達と3人で「好きな回転ずし屋はどこ?」という話題でおはなしをしていました。
一人はスシロー。もう一人はくら寿司と話していました。私は、すしざんまいが好きなのでそのお店を話そうと思いました。
ところが、私は「さ行」と「ざ行」の発音が本当に苦手でした。
「すしざんまい」というワードをうまく話せるか心配でしたが、ノリで話してみることにしました。しかし、実際に発音してみると、「すしじゃんまい」みたいな発音になってしまいました。。
そのため、友達からは「んん??」という反応が返ってきました。私は、「変な空気にさせてしまったな。。」と感じてしまい、めちゃめちゃ恥ずかしかったです。。。
「あ、言えないわ...」と感じてしまいました。結局その時は、「やっぱりスシローかなー!」と言い直して、あの空気をなかったかのように振る舞いましたが。。
なぜだか、スシローは言いやすいんですよね。
今は笑い話として自分から話せるようになりましたが。。笑
当時は、「やっぱりさ行とざ行はダメかー。。」という思いがありました。
私はうまく発音できなかったことに対して、「舌が全然動かないなー、緊張してたのかな?」と感じていました。
気になったため、私はスマホで、『舌 動かしにくい 滑舌』と調べてみました。すると、滑舌を良くするためには、舌の筋肉を鍛えると効果があると書かれている記事を見つけました。
あの時の記事を初めて見て、「舌って筋肉なんだ!」ということを知りました。それと同時に、「舌を鍛えれば話しやすくなる」ということも知りました。そして、自分なりに舌の鍛え方を調べて、試してみることにしました。
私は、なるべく簡単で毎日続けやすい「舌の筋トレ」を実際にやってみることに決めました。トレーニングを続けていくと、意外にも滑舌に良い影響があったのです。
舌の筋トレで滑舌を良くする!
今日は、私が実践していた「簡単で毎日続けやすい舌の筋トレ方法」をご紹介したいと思います。
下記では、はじめに正しい舌の位置を確認します。次に舌が正しい位置にないことのデメリットをお話しします。つぎに、舌の筋トレをすることのメリットについてお話します。最後に具体的な筋トレ方法をご紹介します!
正しい舌の位置は”上あごにぴったり”
舌には正しい位置があることを知っていますか?
舌の正しい位置とは、「上あごにピッタリとついた状態」だそうです。上あごにぴったりとついていない場合は、舌の筋肉がおとろえているということが考えられるそうですよ!
はじめに、自身の舌の筋肉がおとろえているのかどうかを確認してみたいと思います。
その方法が、「ベロポジチェック」というそうです。下のイラストを参考に、ベロポジチェックを行いたいと思います。
①から③の中から、あなたの舌の位置がどの番号に近いのかを確認してみてください!
- ①は「舌が上あごの口蓋という部分におさまっている」状態。
- ②は「舌の先が上の歯の裏側についている」状態。
- ③は「舌の先が下の歯の裏側についている」もしくは、「舌がどこにも接していない」状態。
正しい舌の位置は、①だそうです。
もしかすると、②と③の状態の方もいらっしゃったのではないでしょうか?
私は中学・高校の時は②や③の状態でした。「舌が上あごにべったりとついた状態なんて考えられない...」
そう思うくらいに、舌が下あごにぺったりとついていました。当時の私は、舌が落ちているのが普通だと思っていました。そのため、「舌の正しい位置は上あごにぴったりとついた状態」と知って、とてもびっくりしたことを覚えています。
過去の経験談を思い出すと、「舌の筋力が弱く、位置が悪かったから話しにくかったのかもなぁ...」と思います。
私はこの情報を知り、「舌が落ちているということは、舌の筋力がおとろえているということ」と学びました。
舌の位置が正しくないことのデメリット
先ほどのことから、正しい舌の位置とは「舌が上あごにぴったりとついた状態」であることが分かりました。
しかし、舌が下の位置にあったり、正しい位置にないことで、どんなデメリットがあるのでしょうか?
調べてみた結果、以下のデメリットがあるとわかりました。
上から見ていきましょう。
舌が落ちている状態のことを「落ちベロ」と表現することがあるといいます。
「落ちベロ」の状態の場合、口がぽかんとあいた状態になり、口呼吸になりやすくなります。
口呼吸になると、口の中が渇きやすくなります。すると、唾液の量が減って虫歯になってしまったり、口の中が臭ったりする原因となってしまうそうです。。
また、口が開いた状態のため、舌の筋肉が緩んでしまい、滑舌も悪くなってしまうこともあるそうです。。
落ちベロの状態はあまり良くないことが分かりますね。。
舌の筋トレをするメリット
次に、舌の筋トレをすることのメリットについてお話します。舌を鍛えることによって、舌を正しい位置にすることができるといいます。
舌を鍛えるメリットは次の通りです!
- 上あごに舌をつける発音(た行、な行等の発音)が良くなる。
- 鼻呼吸の維持につながる。
- 舌の動きが良くなる。
- 脳の働きが向上する。
- 顔のしわの解消。
- ドライマウスや口臭の改善。
- いびきの改善。
調べてみて、わかったメリットを並べてみました!
今日は主に上の2つについて、取り上げたいと思います。
はじめに、た行や、な行などのように舌を上あごの上(口蓋)につけるような言葉の発音がしやすくなるといいます。
舌の筋力が弱い場合、落ちベロになってしまうことが考えられます。すると、「上あごの口蓋に舌をくっつけて話す言葉の発音」がしにくくなるといいます。
そのため、た行やな行といった言葉の発音が悪くなってしまうんだとか。
しかし、舌を鍛えて正しい位置にすることができれば、舌をうまく使いながら発音することができます。そうなれば、それらの言葉も話しやすくなるということです!
次のメリットは、「鼻呼吸の維持につながる」ことでした。
先ほど、舌の筋力がおとろえることで落ちベロになってしまい、口呼吸になることがあるとお話ししました。口呼吸のデメリットは確認しましたが、鼻呼吸にはどんなメリットがあるのでしょうか?
「鼻呼吸のメリット」は、鼻の一番奥と、のどの境界の部分や鼻毛によって、鼻に侵入してくる異物を防ぐことができるといいます。細菌などを通しにくくしてくれるんですね!また、口臭や虫歯の改善にも効果が見られます。
ほかにも、舌を鍛えると、口元の筋肉が活性化されます。そのため、しわの改善が期待できるといいます。また、舌と脳の神経の一部がつながっていることから、舌を鍛えることで脳の活性化も促すということもありました。
どうやら、人間の理想の呼吸方法は「鼻呼吸」が良いらしく、舌を鍛えることによって、口呼吸から鼻呼吸へと変えることができるとわかりました。舌を鍛えることによって、舌を上あごにぴったりとつく正しい位置に維持することができるといいます。
以前の私は、常に口呼吸をしていました。そのため、舌が渇いていたり、口の中が乾燥していることが多かったです。しかし、舌を鍛えたことで、鼻呼吸がしやすくなりました。また、鼻呼吸になったことで、唾液がたくさん出るようになりました。そのため、乾燥している冬場でも口が渇きにくくなったということが、大きな良い変化でした!
舌は、「話す」・「呼吸する」・「食べる」という3つの重要な活動を支えているといいます。舌の働きって思った以上に重要なんだなと痛感しました。
トッポ流 ~舌の筋トレ方法2種~
ここからは、実際に私が行っている舌の筋トレ方法を2種類紹介したいと思います!
ここで紹介する内容は、私がいろいろな方法を試してみて、最も効果があった方法を載せています。ネットで調べてみると、今日の方法以外もたくさんあるので、調べて見てくださいね!
ちなみに、私の場合はこのトレーニングを1週間以上続けてやることで効果が感じられました!続けてみることをおすすめします!
超簡単・暇な時間に舌トレ
私が行っていた舌トレを下のイラストにしました!2つの方法を説明していきたいと思います。
①ほっぺにマル(〇)を描こう!
これは、「ほっぺにマル(〇)を描くように舌先を動かすトレーニング」になります。
これは口の中で舌先を使って行うトレーニングになります。舌先をほっぺにあてて、マルを描くように舌先を回します。左右両方のほっぺでやると、違う部分の筋肉が鍛えられると思います。舌先を時計、反時計回りに動かすことでよいトレーニングになると思います!
このトレーニングのメリットは、舌先と舌の奥のほうの筋肉を鍛えることができるため、以前よりも舌をうまく使って話せるようになることだと思います。また、舌を外に出さなくて良いので、やっていてあまり恥ずかしくないことだと感じています。
私はこれを授業中にやっていたら、友達からは「アメ食べてんの?」と言われたことがあります。アメ食べてるんだぁーと思われるぐらいならまだ良いですよね!
ポイント
- あまり過度にやりすぎないこと。
- 少し舌が疲れるくらいが丁度いい。
- 舌の奥の筋肉が疲れる感じがあったら休憩を入れる。
- 私の場合はほっぺをできる限り伸ばすようなイメージでやってます。
- 回数👉左右のほっぺで、20〜30回ほど繰り返す。
- 舌先を時計回り、反時計回りに左右それぞれ回すといいと思います。
ポイントはこんな感じです。なんでもやりすぎは良くないと思うので、適度にやってます!
また、スマホ触りながらとか、暇になった時とかにこのトレーニングをやって舌を鍛えてます!
②口元を内側からなぞろう!
次に、2つ目のトレーニングのやり方についてお話します。これは、「舌先を使って口元を内側からなぞるように動かしてトレーニングをする方法」です。
舌を口の中に閉まったまま、舌先で口元を触れます。そして、口元を丸くなぞるようにして舌先を動かします。舌先を右回転、左回転交互に動かして鍛えるというトレーニングです。下にはイラストを描いてみました。一番上の「スタート」から、徐々に舌先を動かして一回転するというイメージで行います!
舌トレを紹介している書籍には、「舌を口の外に出して回すトレーニング」もあるのですが、私はやっていません!口の中が開きっぱなしだと、舌が乾いてしまうので、あまり良くないかなと感じました。そのため、私は舌を出してのトレーニングはあまりやらなくなってしまいました。。また、1人の空間ならできますが、人にはあまり見られたくないと思ってしまいます。(笑)
ポイント
- 適度に行う。
- 舌を回すスピードはゆっくりめで!
- 舌を左右交互に大きく回す感じで!
- 舌の奥の筋肉が疲れたなと感じたところで休憩を入れる。
- 回数👉10〜20回
これをやることによって、舌と同時に口周りの筋肉も動かすことができます。
やり終わった後に、口やその周辺が温まる感じになるので良い効果が実感できます!
おわりに
今日は、正しい舌の位置、舌の筋力が衰えるデメリット、舌を鍛えるメリット、トッポ流の舌の筋トレ2種類についお話ししました。
私は、舌を鍛えたことで舌や口が動かしやすくなったと実感しています!
そのため、発音のしやすさがアップしたと感じました。個人的にめっちゃおすすめです!
また、舌の奥の筋肉も鍛えられているため、あごの肉がスッキリすると思います。見た目にも効果が見られると思います。
舌をトレーニングすることは、滑舌以外にも良い効果がみられるので、ぜひ1週間以上続けてみてください!
やってみて効果がみられたという方がいらっしゃれば、教えていただけるとうれしいです!また、記事を読んでいて疑問等ありましたら、いつでも教えていただけると幸いです。
本日も最後までご覧いただき、誠にありがとうございました!
それでは最後に
口唇口蓋烈に負けない!
どうもありがとうございました😌
【参考資料】
・PRTIMES(2019)「舌はほぼ筋肉って知ってます?毎日簡単にできる「「ベロトレ」で認知症や糖尿病、脳梗塞などを予防!ほうれい線や二重顎にお悩みの人にもオススメです」『PRTIMES HP』[https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000193.000011466.html],2021年6月15日閲覧
・山手グリーン歯科医院(2021)「歯科コラム あいうべ体操で口元の筋肉を鍛えましょう」『山手グリーン歯科医院HP』[https://www.yamate-green.com/aiube-gymnastics.html],2021年6月15日閲覧
・真生会デンタルクリニック(2021)「口腔機能を高める」『真生会デンタルクリニック HP』[https://www.shinseikai.jp/department/dental/function/],2021年6月15日閲覧
・ONE CAREER(2020)「もう「滑舌が苦手」とは言わせない!就活生でも家で簡単にできる滑舌の鍛え方【現役女優が解説】」『ONE CAREER HP』[https://www.onecareer.jp/articles/2428],2021年6月15日閲覧
・小林歯科クリニック(2021)「低位舌(ていいぜつ)について」『小林歯科クリニックHP』[https://www.kyousei-269.com/syounishika/teiizetu],2021年6月15日閲覧
・横浜・中川駅前歯科クリニック(2021)「低位舌」『横浜・中川駅前歯科クリニック HP』[http://www5.famille.ne.jp/~ekimae/sub7-106-1.html],2021年6月15日閲覧