口唇口蓋裂に負けない!

口唇口蓋裂もちの大学生が、滑舌や見た目の悩みに向き合ったブログ。

口唇口蓋裂と発音改善🔥軟口蓋めっちゃ大事🔥

口唇口蓋裂という疾患もちで発音に悩んでいるTOPPOですが、

最近聞き返されることが減ってきたと実感。

なぜかというと、軟口蓋について知ったことがきっかけでした。

 

本日は発音における軟口蓋の役割についてお話します!

 

軟口蓋がしっかり動くことで発音が明瞭になる。そして、聞き返されにくくなっていくと感じています。そのため、軟口蓋の発音における役割を理解することは、しゃべりやすくなるうえでとても大切だと思います。

 

聞き返されることがつらいと感じている方や、しゃべることが怖いと感じている人へ少しでも克服のヒントになればうれしいです。

 

軟口蓋について

本日は軟口蓋(なんこうがい)についてお話します。
「軟口蓋」が、発音するうえで大切な役割を担っていることを、TOPPOは初めて知りました。

 

 

「軟口蓋ってどこにあるの?」

軟口蓋(なんこうがい)という言葉を、初めて聞く人が多いのではないでしょうか。

簡単にお話していきたいと思います。


軟口蓋とは体のどこにあるのでしょうか。

 

軟口蓋とは「口の中」にあります。

ネットで検索してみると、

 

軟口蓋とは…
「口の中の天井の、骨が無く柔らかい部分のこと」だそうです。
軟口蓋の位置をイラストで表現してみました↓

 

つまり、軟口蓋は上あごの天井のことだそうです!!

 

「軟口蓋の役割とは?」

つぎに、発音における軟口蓋の役割について説明します。

TOPPOは「軟口蓋の役割」を知ったことで、発音改善するうえでとても役立ちました。 

 

「軟口蓋の役割」には、主に2つあると知りました。

ここからが超重要です!!

 


軟口蓋の役割①
鼻咽腔(びいんくう)を開閉する弁として働く。
→これによって、空気が鼻に抜けるのを防ぐ役割がある。


つまり、発音するときに軟口蓋が開閉することによって、息が鼻へ抜けることを防いでいるんです。


鼻咽腔(びいんくう)とは、鼻と喉の境目の部分のことを言います。
鼻咽腔の空気の出入りを、軟口蓋の開閉によって調節しているということですね。


この役割のおかげもあり、明瞭で聞き取りやすい発音につながっているとのことでした。

 

 

軟口蓋の役割②
嚥下(えんげ:物を飲み込む動作)の時と、口音の発音の時に軟口蓋が拳上する。

また、呼吸する時と、鼻音の発音において軟口蓋が下降するという役割がある。

 

つまり、軟口蓋は自然に上がったり下がったりして、発音を助けているのです。

例えば、食べ物を飲み込む時や、口音とよばれる種類の発音をするときには軟口蓋が上がります。


一方で、呼吸する時や、鼻音とよばれる種類の発音をするときには、軟口蓋が下に下がる仕組みになっているそうです。

 


先ほど

「口音」「鼻音」という言葉が出てきました。

それらの言葉の意味もしっかりと理解しておきましょう。

 

「口音」と「鼻音」の意味を押さえよう
発音には、「口音」と「鼻音」の2種類があります。

「口音」とは、空気が鼻に抜けない音のことです。

口音とは『ナ・マ・ガ行の3つ以外の音』のことを言います。

つまり、ナ、マ、ガ以外の音すべてということですね。

 

例えば「ア」も「シ」も「タ」も口音ということになります!

そして、
「口音を発音する時に軟口蓋は上に挙がる」。

これを覚えておきましょう。


次に、

「鼻音」とは『ナ行、マ行、ガ行の3つの発音のこと』だそうです。
鼻音は少ないので分かりやすいですね。

鼻音に関しては、「軟口蓋が下にさがる」仕組みになっているとのこと。
これも覚えておきましょう。 

 

そのため、

軟口蓋がうまく動いていなければ、サ行やタ行、ラ行などの苦手な発音にも影響しているというのが、TOPPOの考えです。


以上が、TOPPOが発音改善に役立ったと感じた「軟口蓋の知識」についてでした!

 

この知識をもとに、TOPPOなりの発音改善法を考えてやってみました。

次回、記事にしてご紹介いたします!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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