【滑舌改善テクニック4選②】~猫背はNG!呼吸しやすい姿勢をつくる~
はじめに
皆さんこんにちは!
トッポです。
今日のテーマは【滑舌】です!
【滑舌改善テクニック4選②】をお話ししたいと思います。
【滑舌改善テクニック4選①】はこちらから見れますので、ぜひご覧ください!
私は口唇口蓋裂をもって生まれました。
今まで、滑舌が原因で言葉がうまく伝わらなかったり、聞き返されることがあり悩んだことがあります。
伝えたいことがあるのに、「うまく発音できるか心配になって結局話せなかった…」なんてこともありました。
私はそのような状況の時に、「うまく発音できないのって何が原因なんだろう…」と考えていました。
今日は、私が滑舌を良くしたいと思い、取り組んでみたことの中から、「猫背はNG!呼吸しやすい姿勢をつくる」ことが大切、というお話をしたいと思います。
※あくまで個人的なお話しとなりますが、悩んでいる方にとって少しでも参考になれば幸いです。
【目次】
猫背はNG!呼吸しやすい姿勢をつくる。
私が滑舌を良くするために意識していることは、「猫背を正して、呼吸しやすい姿勢をつくる。」ということです。
普段、皆さんはどんな姿勢で会話をしていますか?
「発音しにくいな」とか、「相手に聞き返されることが多いな」と悩んでいる方は、まず「猫背ぎみになっていないか」ということと、「呼吸がしやすい姿勢で話せているか」という2つを意識してみてください!
猫背の状態とは、背骨が丸くなってしまうということです。そうなると、呼吸が浅くなることが考えられます。「呼吸が浅くなり、呼吸がしにくい状態になると、いざ言葉を話そうとしても思うように話せない」といったことが起こってしまいます。
猫背を正して、呼吸しやすい姿勢をつくることによって、「体にしっかりと空気を取り入れて、口や鼻からしっかり空気をはく」ことがしやすくなります。
すると、言葉を話したときに、「呼吸が浅くて言葉が話しにくい」という状態を解消できると思います。
私の場合、言葉を話しても聞き取ってもらえない時は、「姿勢が悪い、あるいは呼吸がスムーズにできていない」ことが多かったと感じています。
次に、「猫背を解消し、呼吸しやすい姿勢」をつくるために、具体的にどんなことをすればよいのかをお話します!
トッポ流 ~呼吸がしやすい姿勢は「胸を張る」を意識~
私が、「呼吸がしやすい姿勢」をつくるために意識したポイントは「胸を張る」ことです。
具体的な方法を、下のイラストに①から④でまとめてみました。
イラストの下には、①から④の説明をしています。
【トッポ流~呼吸がしやすい姿勢をつくる4ステップ~】
- はじめに腰に両手をあてて、胸を張る。
- 次に片手をおなかに当てて、ゆっくりと呼吸をする。
- その状態で何回かゆっくりと呼吸を繰り返す。
- スムーズに呼吸ができる位置を探す。
次に、上から順番に、説明をしていきたいと思います!
1.はじめに腰に両手を当てて、胸を張る。
腰に両手を当てて胸を張ることによって、猫背が解消されると思います。
ここで注意してほしいことは、「肩が前に出ないようにしっかりと胸を張ること」です!
2.次に片手をおなかに当てて、ゆっくりと呼吸をする。
胸を張って猫背が解消できたら、次に片手をおなかに当ててください。
少し、胸の張りがおさまると思いますが、それで大丈夫です!
猫背にならないように注意しましょう!
そして、ゆっくりと呼吸してみてください。呼吸することによって、おなかが動くことが感じられると思います!呼吸方法は「腹式呼吸」をしてみてください!
「腹式呼吸ってなに?」と思った方もいると思います。
呼吸法について簡単に説明します。
調べたところによると、呼吸の仕方は、「胸式呼吸」と「腹式呼吸」2種類が一般的な呼吸方法らしく、
日本語は「胸式呼吸」、英語は「腹式呼吸」が一般的らしいです。
「胸式呼吸」は息を吸ったときに胸が膨らみ、息を吐くと胸がへこみます。そのような動きが胸式呼吸といわれます。
一方で、「腹式呼吸」とは鼻からゆっくり息を吸います。このとき、おなかが膨らみます。そして、口からゆっくり息を吐きだすことによって、おなかがへこむという動きが、腹式呼吸の特徴です。
3.その状態で何回かゆっくりと呼吸を繰り返す。
次に、先ほどの方法で何回か、ゆっくりと呼吸を繰り返してみてください!
リラックスした状態でやってみてくださいね。
また、ここでも「胸を張る」ということは意識してみてください。
4.スムーズに呼吸ができる位置を探す。
最後に、先ほどの呼吸を何度か続けながら、自身がスムーズに呼吸できる姿勢や位置を探してみてください。
”無駄な力”が入らずに呼吸できる姿勢を探せるのではないでしょうか?
私は、この姿勢で話すことによって、発音しやすくなると感じました。
思い出してみると、アニメ「鬼滅の刃」では、「全集中の呼吸」というインパクト強めな言葉が使われていました。
調べてみたところ、ここでいう呼吸とは、鬼を倒すために編み出された呼吸術のことらしいです。また、肺を大きくして大量に空気を取り込むことによって人並外れたパワーを使えるようになるとのこと。彼らは呼吸を鍛えて、自らをコントロールしているんですね!
私たちも、緊張した場面では呼吸がみだれることがありますよね。
そうなると、うまく話せない時があると思います。日ごろから、「呼吸をコントロールする」という意識を持つことも大事だなと感じました。呼吸法によって呼吸をコントロールできれば、緊張に対しても柔軟に対処できるのではないでしょうか!
おわりに
今日は、滑舌改善テクニック4選②ということで、「呼吸」や「姿勢」に注目してお話をしました。
私は、無駄な力が入らずに呼吸できる姿勢をつくることで、滑舌に良い影響がありました。その方法について4つの手順を紹介しました!
私は現在も、呼吸しやすい姿勢で話すことを意識しています。
また、高校生の時に「腹式呼吸」という呼吸法を初めて知ったことが、滑舌改善に役立ったと感じています。ぜひ調べてみてください!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
滑舌を改善したいという悩みをお持ちの方の役に立つことができれば、とてもうれしく思います。
この記事を読んでご質問等がありましたら、お気軽にご連絡ください!
Twitterもやっておりますので、そちらから連絡していただいても大丈夫です!
それでは最後に、
「口唇口蓋裂に負けない!」
最後までご覧いただき、ありがとうございました!